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日本経済新聞3月2日付記事に弊社スクールが掲載されました。
日本経済新聞3月2日付記事に弊社スクールが掲載されました。
日本経済新聞夕刊の記事「国産アロマに癒されて ヒノキ・モミ・クロモジ・・・間伐材で精油、地球にやさしく」にて
弊社アロマスクールの紹介とアロマスクールAroma de Renati卒業生の米田浩章さんのスダチ精油についてのコメントが掲載されました。
日経新聞無料版にて閲覧いただけます。
弊社スクールでは公益社団法人日本アロマ環境協会認定校としての事業のほかに、最近日本産精油のセミナーやコンサルティング業務が増えてきております。
従来のアロマテラピーの基礎を基に、より日本人に寄り添う、ナチュラルなライススタイルを望む皆様に対応できるのが日本産アロマです。
弊社では徳島新聞カルチャースクールや弊社併設スクールにおける日本産アロマ基礎講座や資格認定講座を開講しております。
ぜひお問い合わせくださいませ。
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記事抜粋
スギやヒノキなど国産材を使った「国産精油(アロマ)」の愛好者が増えている。全国各地で採れる木の葉や枝、果皮から作るのが特徴で、健康と美容への意識の高まりが人気を押し上げている。森の中で放置されている間伐材などを使うので、森林や中山間地の活性化にもつながる。
~中略~
3年前から国産精油を愛用している米田浩章さん(38)は「時期によってモミやスダチなど使い分けている。夏は匂いが気になるので、エタノールに好きな香りの国産精油を混ぜて身体にふりかけている」と話す。
~中略~
岐阜県高山市にある精油メーカー、正プラスでも地元の原料を使った国産精油「yuica」を生産・販売している。原材料は、飛騨高山森林組合と連携して調達している。丸太を製材すると、捨てる木の方が多いので、有効活用を考えた。
同社の稲本正会長によると「アロマは体質によって合う合わないがある」。適切に使ってもらうため、正プラスはyuica認定日本産精油総合講座を開設している。成分や日本の森林についての基礎知識から専門家の育成まで講義している。
徳島県にある「アロマ・ドゥ・レナーティ」(板野郡)では精油に関する講座を開いているが、徳田育子校長は「最近は国産精油を学ぶ人が増えている」と話す。
日本アロマ環境協会によると、精油の国内市場規模は18年に3564億円と前回調査の15年に比べ7%増え、拡大傾向が続いている。輸入品の精油はペパーミントやスイートオレンジが主流だ。これに対して国産は「体をリラックスさせる作用を持つ」(茨城県つくば市の森林総合研究所)という杉の香りなどが主流だ。
日本産天然精油連絡協議会(東京・新宿)の半沢絹子事務局長は「国産精油は全体の6%程度」と分析する。小規模な生産者が大半なので「ネット販売や店舗での拡大の余地が大きい」(半沢事務局長)。
日本の国土の3分の2は森林で覆われている。戦後に植えた木が、伐採に適した時期を迎えていて、森林を維持していくためにも木材を活用していく必要がある。身体も心も癒やす国産精油は、国産材の活用や地域創生に役立つ可能性を持つ。
(能勢美季)